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映画現場100ぺん

映画館で観た映画について語ります

暗殺教室~卒業編~ー複雑な原作を予習してから観るか、純粋に二宮和也君をめでることに徹するか

はい今日は暗殺教室~卒業編~です。

 

前回、地球を破壊すると宣言しながら、椚ヶ丘中学校の落ちこぼれ学級ENDのE組と言われた3年E組の担任となった殺せんせーと、政府から殺せんせーの暗殺依頼を受けた生徒たち。新学期を迎え暗殺のタイムリミットが迫る中、同じクラスの茅野カエデが暗殺者として正体を明かします。それを受け、殺せんせーは自らの過去を語ることとなります。死神と呼ばれる暗殺者だった殺せんせーは弟子に裏切られた結果、研究所に捕らえられ、天才科学者柳沢の実験台として利用されています。その実験とは反物質と呼ばれる莫大なエネルギーによる人体の改造。人体に反物質を組み込むと、反物質のパワーに対応するため、体は柔軟な物質に変化し、触手のようになり始めるのでした。茅野カエデの姉で、柳沢の婚約者である雪村あぐりはこの実験の監視役に任命されていました。ずっと付き添っている中で、あぐりはやがて死神と心を通わせるようになります。しかし柳沢は反物質が地球を破壊する可能性があるので死神を処分するように指示をし、それを知った死神は暴走。あぐりにも致命傷を負わせてしまいます。殺せんせーの過去を知ったE組の生徒たちは殺せんせーを殺すことにためらいを感じることになります。E組は暗殺を続けるのか?暗殺は成功するのか?

 

 

まず、原作を読んでいる方に伺うと原作のラストというのはかなり高評価ということ。そして今回の実写にあたり、原作が忠実に盛り込まれているようでした。ということは普通に考えれば、面白い!ってことですよね。

 

しかしながら、その内容が濃いというところがポイントです。この濃い内容を2時間くらいの話の中に全部埋め込み、さらに決着をつけるというのは、なにかを犠牲にしなければならないということなのですが、原作を読まないとうまく呑み込めないということを実感しました。”反物質”一つとっても、原作の知識があるとないとでは、受け取り方が大きく異なってくるでしょう。濃い内容ゆえ、戦闘シーンの「この戦いの目的はいったい何なのか?」というベクトルが戦闘シーンごとにことなっていて、これってどこに向かってるの?という飲み込みづらさが発生します。いずれにせよ、原作の知識はある程度いれておいてからみないといけません。あらすじ程度でも原作知識を入れてみることをお勧めします。

 

卒業編の一つのハイライトは殺せんせーの過去です。人間であった過去にどのような秘密があるのか?声だけの出演だった嵐二宮和也君、本体がついに現れます。死神という暗殺者なのですが、ラボに入れられた二宮君のモルモットのようなかわいさ。これは原作を読んでない私でも、充分に堪能することができました。二宮君のファンなら確実に楽しめる一作です。