映画現場100ぺん

映画館で観た映画について語ります

関西ジャニーズJr.の目指せドリームステージ!

はい、本日は関西ジャニーズJr.の目指せドリームステージ!です

 

京都、太秦撮影所のご当地アイドル「小姓ズ」は結成5年。新メンバーである水上風太(西畑大吾)を迎えたところだったが、市の助成金を打ち切られて解散の危機に追い込まれていた。新メンバーである風太の目にも売れない理由はすぐわかる。ライブでグダグタなトークを続けるだけ。お客さんはちらっと見て帰っていってしまう。ミュージカルスターを目指して脱退した、元メンバーの成瀬満(中山優馬)は「あかんで、こんなところにいたら。」と真剣な顔で風太にアドバイスする始末。その一方、マネージャーの橋口武彦(室龍太)は上層部にかけあって、5周年ライブで会場が満員になったらグループを存続できるように約束を取り付けた。お客さんを呼ぶアイデアを考える5人。日常生活を歌って踊る「とりあえずなミュージカル」を考えた5人は報道関係者の訪問日にゲリラ的に披露をし、タウン誌の目に留まる。タウン誌に小姓ズが掲載されるとお客さんは激増!!!小柳翔吉(向井康二)はメンバーに呼び掛けてもっと完成度の高い舞台を目指そうと呼びかけるも、メンバーは忙しくて、練習に時間をかけない。次第に観客は離れていき、あせりを感じた小柳はメンバーと激しくぶつかる。5周年ライブは成功するのだろうか?そして小姓ズは存続するのだろうか?

 

 

まず関西ジャニーズJr.ってなに?って話なんですが、ジャニーズにはデビューを目指して、アイドルのバックダンサーをしたり、サポートをしたりするアイドル候補生がいます。もともとは東京を拠点にしているのですが、現在には関西にも拠点があります。主に大阪の松竹座などで公演をしていて、熱狂的なファンもついています。そんな関西ジャニーズJr主演作。今回は太秦を舞台に売れないご当地アイドルの奮闘を描いています。アイドルがアイドルを別の角度から演じるというところがポイント。ここではアイドルとはなに?ということが語られています。主役の西畑大吾君のセリフに「女の子にキャーキャー言われて、ローラースケートとかやっているやつや」という場面があります。一般的なアイドルのイメージですよね。しかしこの物語はそんな楽しているアイドルの話ではありません。注目されても、観客は常についていてはくれないということ。常に注目をされるためにアイドルは傷つき、犠牲を払っているということを描きます。

 

そして最後の舞台シーン。このシーンの中にアイドルとはなにか?の答えが待っています。最後の舞台シーンがおすすめです。